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春先に感じる体調不良「木の芽時症候群」を和らげる3つの方法

 
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心理カウンセラー/調香師 「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、心優しくも励ましが必要な人たちの手助けになればと思っています。 フレグランスデザインでは、あらゆる香りを創ることができます。
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春先はグレーな冬からカラフルな春に切り替わる季節の変わり目です。

気温が上がって体が動きやすくなるのと同時に、寒暖の差が激しくて体調がついていかない時があります。きっと、あなたも春先に気分がすぐれないという経験を毎年のように感じているのではないでしょうか。

でも、これはあなただけが感じているのではなく、多くの人が体感していることだと思います。

気候や気温が不安定なために、その影響も人間も受けるからです。

そうしたことが、逆に人間も自然の一部だということを実感する時期です。

こうした時期の体調不良やうつ状態を木の芽時症候群というそうですが、このうっとうしい状態から抜け出すにはどのようにしたらよいのでしょうか。

 

春先に多い「木の芽時症候群」

 

 

木々の芽がぷっくりとふくらむ春先は、木の芽時(このめどき)と言って、昔から本格的な春の訪れを実感する頃です。

ところが、この「木の芽時」は、冬から春への季節の変わり目であり、休眠状態から生命が一斉に萌え出てくる激変期の季節なので、気候も生物も不安定な時期と言われています。

そのような警戒する時期ということで、昔から「木の芽時」という季節を置いたのでしょう。

実際に、この時期の不安定感を表すような言葉が他にもあります。

 

木の芽冷(このめびえ)

木の芽時に急に寒くなったりする寒の戻りのことです。ようやく春らしくなってきたのに、急に冷え込んで、時には雪も降るような気候になります。

こうした寒暖の差に、人間もついていけずにまいってしまうのです。

 

木の芽晴(このめばれ)

 

春先に、うららかに晴れ渡る日があります。この時を「木の芽晴(このめばれ)」と言います。

木の芽も太陽の光をいっぱいに浴びて、開花の時を加速していきます。木の芽冷で寒くなったと思ったら、春らしく晴れ渡って暖かくなる。

こうした気温の上下を繰り返して、やがて春を迎えていきます。

 

木の芽雨(このめあめ)

 

木の芽が芽吹く頃に降る早春の雨です。

雨に濡れる木の芽も趣があるものですが、晴れたと思ったら、「雨」になるという、木の芽時の天候の様子を表すような言葉です。

 

木の芽風(このめかぜ)

 

木の芽が芽吹く春先に吹く風のことです。時には春一番のように強風になることもあります。

木の芽はこうした風にもじっと耐えて、来たる時期に春らしい花を咲かせるのです。

 

 

こうして、
木の芽時には、冷えたり、晴れたり、雨が降ったり風が吹いたりと、とっても気候の変動が激しいことが昔から体験として感じてきました。

言葉こそ、美しい響きですが、それが、この時期特有の言葉を生み出してきたのですね。自然がこのように変化に富んでいるので、人間も影響を受けないわけがありません。多かれ少なかれ、体調がすぐれないのは当たり前の現象なのです。

 

 

季節の変わり目の不調を自然に癒す3つの方法

 

季節の変わり目は、自然の影響を受ける人間も当たり前に起こる現象ですが、どうにも気になるときは、なんとかしたいものです。

ここでは、私自身も行なっている簡単な方法をお伝え致します。

 

1.瞑想をする

 

今は、マインドフルネスなどのテレビ番組の特集などでメジャーになってきた瞑想ですが、これを実際に実践します。

数分から20分くらいをめどに目をつぶって行います。

静かな場所(できれば室内がベスト)で椅子に座って目を閉じる

大きく深呼吸をして気持ちを落ち着かせる

呼吸に意識を向けて息が入ったり出たりする様子を観察する

数分から20分をめどに続ける

チーーンという静かな音で呼吸から意識をそらして2〜3分静寂の中で過ごす
(キッチンタイマーのようなうるさいものは使用しない)

背伸びなどして意識を身体の中に戻し、そっと目を開ける

 

…こうした瞑想をしていくとかなり気持ちが落ち着いてきます。

精神的な不調も軽減されるでしょう。

 

2.ブルーソーラーウォーターを飲む

 

 

ブルーソーラーウォーターとは、ハワイの伝統的な問題解決法「ホ・オポノポノ」由来の水です。

潜在意識をクリーニングできるということですが、本当のところはどうなのかわからりません。ただ、かなりの気休めにはなると思います。気休め、と言っても、「気が休まる」わけですから、無駄なことはないと思います。

作り方は、青い瓶に水を入れて太陽の光に30分から1時間くらいかざすだけです。

青いボトルがなければ、普通の瓶にブルーのセロファンを巻いても大丈夫です。

ただし、金属の蓋は、太陽の恩恵を十分に受けられないということで、NGとされています。コルクやプラスチックの蓋で、せんをするようにしましょう。

 

3.ハーブティーを飲む

 

 

お気に入りのハーブティを飲むと良いでしょう。ハーブの薬効や香気成分でリラックスできます。

気分を落ち着かせるカモミールティーやリフレッシュ効果のあるレモングラスティーがオススメです。

そして、これらのハーブティーをブルーソーラーウォーターで淹れると最強でしょう。

 

まとめ

 

春先に不調になるのは自然と連動する人間なら当たり前です。多くの人が影響を受けるので自分だけはないと悲観しないでください。

それでも、不調を軽減したいのであれば、誰でも簡単にできる

・瞑想をする

・ブルーソーラーウォーターを作って飲む

・ハーブティーを飲む

…というのがオススメです。

 

春先のこのような大きな変化に、自然の木の芽や草花も揉まれています。そうした自然環境を経て、春にカラフルな花を咲かせるのです。ある意味、支援のトレーニングジムのようなもの。

この春先を乗り越えて、ひとまわり強くなった自分で、今年も頑張っていきましょう。

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