2017/12/08

忘年会に欠席することで失うものとは/メリットとデメリットを天秤に!

 

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心理カウンセラー/調香師

「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、心優しくも励ましが必要な人たちの手助けになればと思っています。
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会社員の世界では、12月になると忘年会シーズンに突入し、居酒屋などのお店も予約が取りづらくなってきます。それだけ、世間の会社は恒例行事のように忘年会を行なっているわけです。

 

さて、この忘年会ですが、まるで職場の公式行事のような扱いなので「参加しない」という選択ができない空気感があります。内心「参加するのやだなぁ」と思っていても、表面的には「ぜひ参加します」的なオーラを出していなければなりません。

しかしながら、それでも実際に「不参加」を選択した場合、どのような結末が待っているのでしょうか。

 

忘年会は半分仕事として組み込まれている

 

会社員として働いていると、外せない飲み会に「歓送迎会」と「忘年会」があります。

 

年明けに「新年会」なんていうのもありますが、最近は積極的に企画されることは少なくなりました。開催するとしても、仕事始めの日に、ピザやお寿司などのケータリングを頼んで、会議室に集まって懇談するくらいでしょう。

「歓送迎会」は、特に転勤や退職など部署から去りゆく社員や新入社員が入ってくる時などに、受け入れを歓迎したり、お別れに際して慰労をしたりする飲み会です。

この「歓送迎会」に参加しないと「オマエは新人を歓迎する気がないのか!」などと冷ややかな視線を向けられてしまいます。そんなわけで歓送迎会は参加せざるを得ません。

 

ところで、忘年会はどうでしょう。

忘年会は「今年もいろいろあったけれど、お疲れ様でした!」という意味を込めて、今年一年の苦労はみんなで飲んで忘れてしまおう!というものです。

 

部署のチームワークや「みんな頑張ってきた仲間だよな!?」ということを確認する場でもあります。

他の部署に対しては「俺たちのチームはまとまりがあってうまくいっている!」ということを、それとなくアピールする機会でもあるのです。

 

だから、万が一、忘年会を開催できなかったとなると「あの部署は忘年会をやらなかったみたいだよ…」という具合に「人間関係に問題があるチーム」とみなされてしまうのです。

そんな感じなので、「忘年会」と「歓送迎会」は職場の非公式の行事として連綿と受け継がれてきているのです。

まぁ、半分仕事、ということですね。

 

忘年会に欠席すると失うもの

 

半分仕事として非公式に認知されている忘年会ですが、それでも仕事ではないのですから表向きは強制されることはありません。職場の仲が良くて、お酒を飲むのが好きな人にとっては、楽しみな行事です。しかし、そうではない場合には苦痛な時間です。

そして、場を支配する空気に抵抗して、欠席するには相当の勇気とエネルギーがいります。

 

それでも、苦痛から逃れるために参加しない場合には、どのような影響が待っているのでしょうか。

 

1.翌日から数日はほんのりとした疎外感を感じる

 

忘年会に参加していないのですから、飲み会での話題や出来事にはついて行くことができません。「あの人があんなことを趣味にしているとは知らなかった!」とかいう世間話から「来年、経営層はこんな新規事業を考えているらしいよ」なんていう話題にも入れません。

そうしたことから、忘年会から数日間は、なんとなく疎外感を感じることでしょう。

 

表向きには普通に仕事をしていても、忘年会に参加しなかったやつ、ということでなんとなく壁を感じてしまうかもしれません。

 

2.職場のチームワークが低下

 

同じ部署の人たちに対して「良好ではない関係」という疑念をいだかせるため、チームワークが微妙に低下することがあります。ただ、職場の誰も和を乱したくないために、表向きは努めて平常通り進んでいきますが、微妙な温度差が生まれることがあります。

 

3.信頼の低下

 

忘年会に参加しなかったからといって信頼が低下するなんて変な話です。しかしながら、本来、飲み会でのコミュニケーションで関係を深めるはずだった時間を過ごしていないのですから、その分、他の社員と比べて信頼が低下したように見えます。

 

特に、歴史のある伝統的な会社であれば、上司も年配の人が多いはずです。そうした昭和世代は、まさに若い時に、夜の飲み会で職場の関係を作ってきた人たちなのです。どうしても、飲み会重視の価値観から抜けきれません。

 

表向きは、たんたんと仕事の日々が流れていきますが、こんなことで会社生活に影響が出るのは理不尽です。でも、実際には、多くの人がなんとなく認めざるを得ない現実ではないでしょうか。

 

忘年会を欠席することで得られるもの

 

それでは、逆に、忘年会に出ないことのメリットはないのでしょうか。もちろん、メリットもあります。

 

1.忘年会に出すはずだった会費(数千円分)

 

これは嫌なことへの出費がないので経済的なメリットにはなるでしょう。お金は楽しいことに使いたいはずだからです。忘年会に参加すると、流れで2次会にも参加せざるを得ないような状況になったります。そうすると、出費は2倍になり一晩で1万円以上費やすことになってしまいます。

 

2.忘年会に参加しなかった分の時間(数時間分)

 

みんなが忘年会をやっている時に、早く帰って好きなことができるので、その分の時間はメリットです。気を使わなくていいというのは、精神衛生的にもリスクを負わなくて済みます。

 

3.事件に巻き込まれるリスクを回避

 

忘年会といえども、必ず楽しい飲み会になるとは限りません。お酒が入っているので、中には暴れたり怒り出したり、やっかいな場面に遭遇してしまうことがあります。そうしたことに巻き込まれなくて済むというのは、自分の平和を維持する上でリスク回避になるでしょう。

 

私も、以前の飲み会で、傷害致死事件に巻き込まれそうになったことがあります。事件は飲み会の後に起きました。私はその場にはいなかったので、警察の事情聴取を受けることはありませんでしたが、こうしたことが起きないとも限りません。

 

忘年会をうまく欠席する方法

 

飲み会が好きな人にとってはいいのですが、問題なのは、あなたが忘年会に出席したくないという場合です。

嫌な上司がいる、とか、同僚に仲の悪い社員がいる、などとという時には、時間外であっても同席したくないというのもわかります。

そこで、半分仕事とも言われる忘年会をうまく断るにはどうすれば良いのでしょうか。

 

「事前にやむを得ない理由を用意しておく」

もう、これしかありません。

 

家族がいるのであれば、子供の行事であったり、記念日を理由にしても良いでしょう。とにかく「それじゃぁ、欠席するのも仕方ないよね」と思わせる理由を用意しておきます。

 

仕事の延長上と言われる忘年会ではありますが、しょせんは飲み会なのです。空気感としては強制されても、業務上で強制されることはありません。どうしても、参加したくない場合には、鉄壁の理由を考えておくことです。

基本的には、この戦略しかないと思っています。

 

 

まとめ

 

忘年会を欠席すると、現実的には次のような影響があると書きました。

  • 数日間の疎外感
  • 一時的なチームワークの低下
  • 信頼感の低下

 

だから、あまり参加したくないなぁ、と思っても、「数千円の会費と数時間の飲み会を我慢すれば、それで終わる」と考えるから、ほとんどの社員は参加しますし、忘年会という文化がずっと続いているのです。

 

しかしながら、本当にどうしても参加したくなければ、無理して参加しなくても良いのです。

忘年会は12月中旬に行うことが多く、少し経てば年末年始の休みに入ります。そして、新年になれば、忘年会のことは、もう昨年のことになっているのです。過去のこととなりリセットされるのです。

 

以前も「職場の飲み会が苦痛という人が急増中」という記事を書きましたが、なかなか会社員というのはしがらみが多いものです。そして、そのしがらみがあるから、変化の波が小さく、良くも悪くも安定が保障されている、といってもよいでしょう。

 

一番いいのは、みんなが忘年会を楽しみにしている職場なのですけれどね。

 

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