自分を生きる、活かしてくれる社会のために

「やりたいことがわからない症候群」を脱出する方法

 
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心理カウンセラー/調香師 「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、心優しくも励ましが必要な人たちの手助けになればと思っています。 フレグランスデザインでは、あらゆる香りを創ることができます。
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やりたいことが分からない症候群」とは、「好きなこと、自分のやりたいことをして生活したい!でも、そのやりたいことがなんなのかわからない!」と悩んで、自分探しを延々と続ける人のことです。

 

なんとなく起きて、時間になったから電車に乗って、会社で仕事をして、2時間くらい残業して、家に帰ってくる。疲れたし、明日も早いから、風呂に入って、布団を整えて寝てしまう。

要約するとこんな感じの毎日が明日も、そして明後日も続く。きっと、明々後日も・・・

 

「普段、何してる?」という問いに、後輩が答えてくれた日常です。

同じような人、結構いるのではないかと思います。

 

自分が本当にしたいことは何?

 

結局、与えられているレールに乗っていれば、オートマティックに1日を過ごせるようにできている。これは、ある意味、「私は◯◯をしたいのだ!」という強烈な思いがないことからです。

何かをしたいなら、心の欲する欲求にしたがって、何かをしてしまうはずです。

「自分が本当にしたいことは何?」

「自分はいったいどのようになりたいの?」

・・・という問いに、明確な答えを持っている人は、幸せだと思います。

 

自分の好きなこと、やりたいことができていないならば、どうすればよいのでしょうか。自分がなりたいものになるには、どのようにすればよいのでしょう。

 

目的が見えていれば、そこに行くための手段はたくさんあります。ある意味、無限に。

でも、そもそも「やりたいことがわからない」という場合は、どこに向かってよいかわからないわけです。どのように行動したらよいかも分からないままです。

 

だから、テレビを見たり、ネットサーフィンしたりして、なんとなく時間を費やしてしまう。でもそんな時間も、あっという間に時間は過ぎていってしまいます。

 

やりたいことがわからないと思うこと自体にチャンスあり

 

しかし、「やりたいことが分からない」と悩んでいる人は、やりたいことを見つけ出すスタートに立っているとも言えます。

 

昨日も「やりたいことがわからない」まま時が過ぎてしまった。そして、今日もそうだ。明日も、わからないままかもしれない…と考え込むあなた。

 

ただ、「やりたいことがわからない」と自覚しているということは、「自分はやりたいことを知りたい。そして、そのやりたいことをやりたい」と願っているわけです。

そうすると、心の中の自動探索装置が働き、その思いが強くなればなるほど、「自分のやりたいこと」の情報を捉えるアンテナも高く育っていくのです。

 

自分に対して「赤いもの」という意識を持っていると、部屋の中や街中に出ていても「赤いもの」が目につくようになります。これは、自動的に探索装置が働いて、「赤いもの」をキャッチしているのです。この自動装置を起動しておくと、自分のやりたかったことの情報が次々とキャッチされていく、ということです。

 

もうすぐ自分が死んでしまうとしたら何をしますか?

 

もう一つ。アンテナを高く育てていく余裕はない、手っ取り早く「自分のやりたいこと」を知りたい、と思う人に、ひとつのヒント。

 

1週間後、自分が死んでしまうとしたら、何をしますか?

 

これは、強制的に自分の中にある「やりたいこと」を見つけ出す強力な質問です。

 

この限られた時間で自分は何をするのか。それこそが、人生で最も優先順位が高いことかもしれません。やっぱり、もう死ぬのであるから、と寝て過ごすでしょうか。それとも、この一週間で自分の生きた証を残そうとして、何かを始めるでしょうか。

 

この一週間で、「今の自分」と「本当にしたいこと」のギャップを急速に埋めていくのではないでしょうか。

 

末期ガンになった人がとった行動

 

ある人は、体に癌が見つかって、余命いくらもないと知ったとき、今まで手が出なかった高級車を購入して街を疾走したいという夢を叶えました。思い切って、車を買って、行きたいところにドライブに出かけたのです。

命が尽きるその時までに、本当にいい笑顔を絶やさぬまま、天国に行ったそうです。人生に対して急に時間制限がかけられてしまったわけですが、その残りの時間は本当に楽しく過ごしたそうです。

 

また、ある人は、お世話になった人々に手紙を書くという方もいました。何かのメッセージを書き残すという行為を選んだということは、「メッセージを伝える」というところに、自分のやりたいことのヒントがあるかもしれません。

 

人生に限りがあるということは、誰でもわかることです。でも、ほとんどの人は、まるで人生に時間制限などないかのように生活しています。人間って、本当に「その時」にならないと、わからないことだらけなのかもしれません。それに、常に人生の終焉を意識していたら、穏やかな日常を送ることができない、という人も多いのかもしれません。

 

ただ、自分の人生が1週間あるいは1ヶ月間でもよいですが、その限られた時間に何をしたいのかということをリアルに想像しておくことは、「やりたいことがわからない症候群」から抜け出す良い機会になるでしょう。

 

場合によっては「平穏なこの日常そのものを過ごすことこそが、自分のやりたいことだ」と達観してしまう人も出てくるかもしれませんね。

 

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