内気な人が静かに輝く働き方

「会社で働くことは、お金ための忍耐」と感じている一生懸命なあなたへ

 
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心理カウンセラー/調香師 「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、心優しくも励ましが必要な人たちの手助けになればと思っています。 フレグランスデザインでは、あらゆる香りを創ることができます。
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会社に行くのが楽しい、という方もいるかもしれませんが、「平日の朝が来ると憂鬱で…」という方も多いと思います。会社の存在が、それほど魅力的でないことを表していると思います。

 

「遊園地じゃあるまいし、会社が楽しいところだったら逆に入社料をもらうよっ!」
っていう価値観の方のほうが多いでしょう。

「おカネを稼ぐのはがんばって仕事をした対価なのだから苦しくて当たり前」

…なかなかこうしたことに反論するのは難しいと思います。

 

でも、本当にそうなのだろうか。会社勤めを楽にする、ということはできないのだろうか、
というのが、今回のテーマです。

 

 

「会社の中での忍耐料金=給料」という現実

 

会社の中では、我慢することのほうが多いと思います。

 

まず都心にお勤めの方なら、

  • 満員電車で通勤を我慢しなければならない
  • 理不尽な要求にも我慢して応じなければならない
  • 上司の仕事のやり方に我慢して従わなくてはならない
  • つまらない会議にも我慢して参加しなければならない
  • 1日中、オフィスの中で我慢して仕事をしなければならない
  • 業務終了後も気が進まない飲み会に我慢して参加しなければならない

 

・・・と、いろいろとあると思います。

 

会社は我慢の集大成であり、この我慢を制した代償として給料が支払われる、というものです。

 

会社はその企業の掲げる価値観に社員全員がベクトルを合わせて統制をとりながら働いています。そのため、会社での働き方は、いろいろな制約のもとで仕事をしていく仕組みとなっており、その仕組みに従うためには、個性的な価値観は自然と排除されてしまうわけです。

こうしたところに、我慢とか忍耐という状況が生まれてしまいます。

 

そして、ほとんどの社員が制約の中で我慢して仕事をしています。そのため、制約に従わないような社員に対しては、冷たい視線を向けることになります。それが規定違反にはなっていなかったとしても、です。

 

例えば、
「あの人、もう有給休暇を15日も取得している。ずるい!」
とか
「あの社員、いつも定時で帰っている。暇なのか。ずるい!」
とか、権利の範囲内の行動であっても「ずるい!」と思われてしまうわけです。

 

当然の権利であっても、社員の気持ちの中には「ずるい!」という感情が芽生えてしまうのです。

労働組合も政府も有給休暇取得を増やそうとか、残業を減らそう、とキャンペーンを張ってもです。

 

私も労働者の当然の権利であるとは思いつつも、年間ではほとんど有給休暇もとらず、定時に帰宅できるのは1年のうち3日くらい、という具合に会社に尽くしていました。

ただ、同僚や部下に関しては、「なるべく休暇をとろう」「今日は無理してやる必要はないよ」と自分の態度とは正反対のメッセージを発していました。

自分は犠牲者としての働き方しかできないけれど、他の人には犠牲者としての働き方をしてほしくない、と思ったからです。

 

とはいえ、夜遅くまで残業している社員を見かけると、同じ犠牲者のような同胞意識が芽生えて愛おしくなったりとか、矛盾した感情が湧いてきてしまうこともありました。一体、自分の本当に欲する在り方とはなんなのか、とよく自問していました。

 

会社の中での忍耐は自分自身への呪縛だった

 

 

私は、根性論というか会社に忠誠を誓って自分の全精力を傾ける、という在り方で、入社以来、ずっと過ごしてきました。他の社員にこうした価値観を強制することはありませんでしたが、自分に対しては自己を犠牲にしてまで頑張る、という態度をずっと取ってきました。

 

その結果、会社の上層部や上司からは仕事に関しては好意的な印象を持っていただいたと思います。しかし、一方で同僚や後輩からは「先輩がいつも残業しているから帰りづらい」とか「お前は真面目すぎるんだよ」とか疎まれることもありました。

 

要するに、自分の時間を最大限、会社に捧げて忍耐をしていたとしても、全ての人に対して良い影響を与えたというわけではなかったのです。そして、同じように自己犠牲で頑張っている社員からは深い共感を得られましたが、そうでない社員にはなんの影響も与えなかったわけです。

 

 

結局、会社の規則を守り、上層部の期待に応え、会社への忠誠心を示すために自分の時間のほとんどを捧げ、人の嫌がるような仕事も引き受け、懇親会などの飲み会もなるべく自腹で参加しててきたのは、そのような在り方を自分自身が選択したからでした。

そうして、会社の中で忍耐を強いられたり、いろいろなことを我慢してきたことも、最終的には自分が選んでいたわけです。

 

会社は自由なところではない、でも選択すること自由だ

 

会社には、規則やルール、そして、行動を制約されるような空気みたいな、得体の知れないものまで、たくさんの制約があります。そして、その枠の中で「うまくやっていく」ためには、いろいろと我慢して過ごさなくてはならないでしょう。

 

我慢することで仕事が前に進み企業として利益が出る、という実態が支配している会社では、忍耐や我慢をゼロにすることは難しいと思います。

 

しかし、その制約の中で、いかに我慢する度合いを小さくするか、忍耐のレベルをいかに下げて行くか、ということは自分で選択することはできます。

 

 

私は、有給休暇もとらず、いつも残業ばかりして、休日出勤もしたりしていました。

しかし、そのような社員は少数派で、大部分はほとほどに仕事をするのみです。

そして、中には、会社員の特権を利用して、会社にいる時間を最小限に留めている社員もいました。

 

ある社員は、有給休暇はすべて消化し、仕事もセーブして残業もしませんでした。会社の飲み会も「用事があります」と言ってほとんど参加せず、会議やプロジェクトのメンバーにも、なるべくならないように避けていました。
この社員も、会社の中では、「私だっていろいろ忍耐をしている」という愚痴を放出していましたが、それでも、忍耐の度合いを最小限にするべく、その人なりの対策を講じていたわけです。

 

一部の社員は、「あの人はいつも休んでいる」とささやく人もいましたが、9割以上の社員は、いちいち気にすることなく、自分のことで精一杯の様子でした。

 

同じオフィスの中にいても、我慢の度合いが少なくなるように、会社への関わり方を選んでいた社員もいたわけです。

 

 

あなたは、いろいろな制約の中で、組織の和を乱すことがないように、いろいろと我慢し、そして忍耐をしいられていると思います。こうした行動が会社生活の大部分を占めているからこそ、毎月のお給料が「会社での忍耐料だ…」と感じているのかも知れません。

 

あなたが、今日と同じような在り方を明日もしていれば、明日からも忍耐の日々がつづくと思います。そして、忍耐の日々から脱することがいかにエネルギーがいるかということも実感するかも知れません。

 

でも、言えることは、この制約の中でも、あなたは選ぶことができる、ということです。そして、今の忍耐の日々もあなたが選んでいるのです。

選ぶことは自由にできます。その自由まで会社は奪ってはいません。

 

今の会社の中で、どのような在り方だったら、今より楽になるのか、イメージしてみましょう。

それが、今のあなたのあり方からかけ離れているのであれば、新たなセレクトをする時なのかもしれません。

 

まとめ

 

「忍耐料=給料」というのがほとんどの社員が少なからず実感していることかも知れません。

でも、その忍耐をしている状況を選んでいるのも自分なのです。結局「この会社では、忍耐することが自分にとってはベストだ」と感覚的に感じてセレクトしているのです。

 

一見、会社とか、周囲の空気とかに「選ばされている」という感覚を抱くかもしれません。

「そうは言ったって、忍耐するよりほかないんだよ、この職場じゃっ!」という方も多いでしょう。

でも、周囲を見回してみると、必ずしも、自分が受けているような忍耐を、うまくかわしている社員もいるはずです。

 

その社員は、誰がどう言おうと「忍耐をかわす自分」を選択しているのです。

つまらない忍耐をかわして、給与あたりの忍耐を極小化してコストパフォーマンスをあげているとも言えます。

 

あらゆることをセレクトする権利を自分に取り戻す
というのは、この世界で、自分という舞台の主人公として生きていくための秘訣だと思っています。

自分で自分のことをセレクトできなかった時、人は虚しさを感じるのではないでしょうか。

 

毎日、毎時間、あなたは常に何かを選択しています。

 

次の瞬間、あなたは何を選択しますか?

 

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