2017/12/15

給料が割に合わないと感じる5つの理由と効果的な対処法

 

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心理カウンセラー/調香師

「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、心優しくも励ましが必要な人たちの手助けになればと思っています。
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会社に自分の労働時間を売って給料という対価を得る。これを月1回定期的に銀行振込みしてもらう。これが標準的な会社員の給料のもらい方です。さて、あなたは今のお給料に満足しているでしょうか。

 

「エン転職」が会員にアンケート調査したところ、44%の人が転職理由の第1位に「給与に不満がある」という回答したとのことです。

このことから、半数の人が給料に不満を持っていることがわかります。給料は多ければ多いほど良いものですが、だいたい年収600万円くらいで、ようやく「まあまあかな」という感情を持つようです。

 

もしあなたがやっている仕事に対して振り込まれる給料の額が少なすぎる、と感じた場合、かなりのストレスが溜まっていると思われます。なぜなら、上述した通り、給料の少なさは転職理由にもなってしまうわけですから。

 

給料が割に合わない!と感じる理由

 

どのような時にわりに合わない!と感じるのでしょうか。

 

1.会社が属している業界全体の給与水準が低いとき

 

業界全体の給与水準が低い時には、一緒に働いている社員も同じように感じているはず。あなただけではなく、職場のみんなも「割に合わない」と考えていることが多いです。

その場合、「給与が割に合わない」と感じていても職場のみんなで傷を舐め合うような形になるので、具体的な行動をとる機会は少ないかもしれません。

 

2.パートやアルバイト、派遣社員など非正規雇用のとき

 

いわゆる非正規雇用の場合には、正社員とほぼ同じ仕事をしているにもかかわらず、給与の差が激しいことに理不尽を感じるかもしれません。

この点にフォーカスしてしまうと、「自分の仕事に対する割の合わなさ」が増幅されてしまいます。

 

3.周囲の社員に比べてあなたの仕事がかなり多いと感じるとき

 

自分だけ仕事量が多い、という場合には周りに対する不公平感が「割の合わなさ」の原因でしょう。少なくとも、他の社員と同じような仕事量になった、とあなたが感じなければ、ずっと「割の合わなさ」を感じ続けることになります。

 

4.大きな責任を負うような仕事を行なっているとき

 

大きな責任を負わされたような場合にも、その責任の重さと釣り合わないと感じます。責任の大きな仕事にやりがいを感じないのであればなおさらです。

 

5.人事評価が低いと感じたとき(自己評価は高いと言える)

 

人事評価が低い結果になった場合にも「こんなに頑張っているのに、やってられない!」と不満に思う人は多いようです。給与の額も減ったわけでもないし、仕事量が増えたわけでもないのに「給与が割に合わない」と感じるのです。

 

給料が割に合わないと感じた時の対処法

 

給与がわりに合わないと感じた時の対処法は、

 

・現在の状況のまま給料を上げる

・給料はそのままでも、状況を改善する

・またはその両方

…ということになります。

では、どのように対処していけばよいのでしょうか。

 

1.転職する

あなたが、いわゆる給料の安い業界に属しているのであれば、転職という手段を真っ先に思い浮かべるでしょう。安い業界から高い業界に移動することで、給与が安いという不満を解消しようとするものです。

特に業界にこだわりがないのであれば、これが第一手段になると思います。

それでは、どの業界を狙えば良いのでしょうか。

 

次の表は、国税庁の平成27年度民間給与実態統計調査の結果です。
「電気・ガス・熱供給・水道業」の給料が一番高くて、「宿泊業・飲食サービス業」の給与水準が低いことがわかります。実際には会社の規模によっても格差があるのですが、これは平均金額をランキングにしました。

 

 

業種 千円/年
電気・ガス・熱供給・水道業 7,095
金融業,保険業 5,769
情報通信業 5,285
製造業 4,592
建設業 4,256
不動産業,物品賃貸業 3,890
学術研究,専門・技術サービス業、教育,学習支援業 3,867
運輸業,郵便業 3,736
複合サービス事業 3,468
医療,福祉 3,293
卸売業,小売業 3,052
サービス業 2,804
農林水産・鉱業 2,645
宿泊業,飲食サービス業 1,664
(平均) 3,612

 

あなたが属している業界よりも高い業界を研究することです。
もし、給与水準が一番高い業界にいるのであれば、あとはもうその業界のなかで高い企業を探していくというステージになります。

「うちの業界は、本当に安いんだよなぁー」というのが愚痴のように毎日、口に出てきてしまうのであれば、一段高い業界に移るタイミングなのかもしれません。

また、あなたが正社員を望んでいるにもかかわらず、パートタイマーや派遣社員をしているのであれば、これも正社員を募集している企業に転職することにより給与アップを狙うということになります。

他の雇用形態に移る、ということです。

 

しかしながら、これは世間的にも問題になっているとおり、そう簡単に正社員で採用してくれるところは少ないかもしれません。それこそ、正社員にはなれるものの、上述の表にもあるとおり、給与水準の低い業界しかないかもしれません。

 

「転職」で給与が高いところに行くというのは、それはそうかもしれないけれど、そう単純な話じゃないんだよな・・・と思った方は次のような施策を考えて行くことになります。

 

2.今のあなたの境遇を改善することで給与の不満を軽減する

 

今の会社を離れられないのであれば、今の現状を改善して行くことを意識しましょう。

残念ながら、いまの会社に所属していながら給料を大幅にアップさせるのは至難の技です。

 

通常、給料は会社の業績と個人の人事評価で決まります。特に毎月の給料は個人の人事評価に左右されます。

しかし、大部分の会社では、人事評価による給与金額の差はそれほどつきません。やはり、社員間で格差を拡大させるのは会社側もまだまだ慎重なのです。

 

よって、あなたが一生懸命に頑張ったとしても、周囲の社員よりも多くのお給料がもらえる、というわけではないのです。

となると、今、あなたがもらっているお給料に比べて、多大な負荷がかかっている事柄について軽減していく方法が現実的です。

 

(1)仕事量を少なくする

 

給料に対して仕事量が多いのであれば、量を減らすように上司に交渉する。それができなければ、これから自分に来るであろう仕事について、受け付けないようにバリアを張る、ということが考えられます。

あなたが「私よりも、他の社員のほうが仕事量が少ない」と感じているのであれば、その社員は仕事を受け付けないようにしているのではないですか。

 

まじめなあなたは「私はそうはなりたくない!」ということで、来た仕事を受けてしまっているのだと思います。しかし、そのぶん、「給与が割に合わない」という感情も引き受けてしまっているのです。

 

(2)仕事の効率をアップする

 

仕事量を減らすのが難しい場合には、仕事の質をあげて実質的に早く片付けられるようにする、という方法があります。仕事量が減らせなくても、仕事の生産性を高めれば、不満はいくぶん解消されます。それは、量は同じでも、今までよりも仕事が楽になるからです。

 

仕事の生産性の高め方は、初歩的な段階では「5S」という考え方が役に立ちます。

5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の頭文字Sを5つとって5Sです。

主に生産現場で有効とされる手法で、トヨタ自動車では、有名なカンバン方式とならんで、重要なメソッドとなっています。

 

  1. 整理:いるものといらないものを分けて、いらないものを捨てること
  2. 整頓:いるものを決められた位置に置き、取り出しやすくすること
  3. 清掃:常に掃除をして清潔に保つこと
  4. 清潔:「整理・整頓・清掃」を維持していくこと
  5. しつけ:「整理・整頓・清掃・清潔」を決められたルールを守ることで維持すること

5S関連の書籍やホームページは豊富なので、一度、勉強するのも良いでしょう。

 

意外と、机周りや書類の整理、それにパソコンのなかのデータが乱雑で、そのせいで必要な情報にアクセスするのが遅くなり、結果として仕事の進みが遅くなる、ということがよくあります。

 

基本的なことすぎて、拍子抜けかもしれませんが、世界の一流企業はこれをやって業績を伸ばしているのです。まずは5Sをやってみて、自分の生産性を上げましょう。

こうして、仕事の質を高めることで結果として仕事量が少なくなった形にするのです。

それを繰り返していくと、現在の給料と仕事量の差が縮まって、不満が和らいできます。

 

(3)マインドセットする(ものの見方を変える)

 

課長や部長に昇格したり、大きなプロジェクトのリーダーに任命されたりしたものの、ほとんど給料が変わらない場合についても「割に合わない」と感じるかもしれません。

通常、昇格したり、プロジェクトのリーダーになったりすれば、「会社のなかで偉くなった」と喜ぶ社員も多いと思います。しかし、仕事にやりがいを感じていない場合には、「単に責任が重くなっただけ」と意気消沈してしまうかもしれません。

 

こうした時には、「金銭以外に得られるもの」に目を向けて、自分の境遇にフォーカスしすぎないことです。人はマイナス面に目を向けてしまうと、その事柄が自分の心の中で増大してしまいます。

そういうことに陥らないためにも「プラス面はなんなのか」ということに目を向けて、多面的なものの見方をしていかないと気持ちが疲れてしまいます。

給与がそれほど上がらなくても「今は給与ではなくリーダーシップやスキルを身につける時期」などとプラス面に目を向けて、給与が上がるタイミングを待つときなのです。

 

まとめ

 

職場で理不尽な思いをした時にも「まったく割に合わない」と感じ、自分がもらっている給料とのバランスに不満を持つものです。

 

結局、「割に合わない」のであれば、不足している要素を底上げしてバランスをとるか、気持ちのバランスをとるか、ということになってきます。

・給料を上げる行動をとる(転職する)

・給料が上がらないのであれば現状を改善する(仕事量を減らす、仕事の質を高める)

・マインドセットして心のバランスをとる

 

多くの会社員が「割に合わない」と考えています。その中でも、なんとかやっている会社員というのは偉いと思います。みなさん、「マインドセット」をして、なんとかその日を乗り越えているのです。

 

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