内気な人が静かに輝く働き方

お金を貯めるのに会社員の特権を利用せよ、とは古代都市バビロンも同じ

 
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心理カウンセラー/調香師 「すべての人が自分らしく生きられる社会」を夢見て、心優しくも励ましが必要な人たちの手助けになればと思っています。 フレグランスデザインでは、あらゆる香りを創ることができます。
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お金の悩みについては、いくら考えても尽きない問題です。

「もっとお金がほしい」

「せめて毎月今よりも5万円多ければ・・・」

こういうことは会社員であれば考えることではないでしょうか。

 

毎月ほぼ決まったお給料が振り込まれる会社員としては、収入が増えることを夢見ることは妄想に過ぎないように思います。私もずっと決まったお給料をもらっていたので、どうしたら、お金が増えるのか、ということを考えるのは虚しいことでした。

 

しかし、定期的そして定額の給料が銀行口座に振り込まれる会社員は、定期定額という強みを生かした最強の増やし方があります。

私も給与が多かったわけではありませんが、この仕組みのおかげで苦労することなく数百万円の貯金ができました。

 

会社員の最強の仕組み貯金=財産形成貯蓄

 

普通のサラリーマンならみんなやっている、と思われがちですが、意外とやっていない社員も一定数いました。せっかくいい制度があるのにもったいないなぁ、と感じていたものです。

 

財産形成貯蓄(財形)とは、
勤労者財産形成促進法にという法律に基づいて、賃金から一定の金額を天引きして行う貯蓄の形態です。

要するに、毎月のお給料やボーナスから会社が天引きして貯蓄に回してくれるものです。

 

  • 一般財形貯蓄(貯蓄目的はなし。利子に税金がかかる)
  • 財形年金貯蓄(年金目的。60歳以降に5年以上にわたって受け取る。550万円まで非課税)
  • 財形住宅貯蓄(住宅取得目的。550万円まで非課税)

 

財形貯蓄のメリットは、次の3点です。

  • 天引きなので強制的に貯蓄を継続できる
  • 一般の銀行の利息に比べて利率が高め
  • 年金貯蓄と住宅貯蓄は一定額まで非課税

 

ここで、最大の利点は、「天引きなので強制的に貯蓄を継続できる」という点です。

 

そして、実際に財形を行うのであれば、貯蓄目的が自由な「一般財形貯蓄」がオススメです。

確かに、利息に対して非課税ではない、ということや、貯蓄目的が自由であるがゆえに、途中で解約できてしまう、というデメリットもなくはありません。

 

でも、この目的が自由、ということは、お金を増やせる方法に柔軟にシフトできる、ということでもあります。
この点が最大の利点なのです。

 

会社員で財形貯蓄を絶対にやっておくべき理由

 

 

人間の意思とは弱いもので、収入があれば、そのぶん支出もしてしまいます。20万円の収入があれば、20万円の出費をしてしまうのです。

新入社員で入社した頃には16万円くらいだった収入が、一生懸命に勤務年数を重ねて20万円になったとしましょう。率にして25%ものアップです。

しかしながら、普段の日常生活も25%アップした実感があるでしょうか。

ほとんどの方は、入社した時と同じ生活レベルと保っているのではないかと思います。

 

…とすると、増えた4万円は、どこへ行ってしまったのでしょうか。そのぶん、貯蓄額を4万円も増やしているでしょうか。

 

パーキンソンの第2法則」というものがあります。

 

支出の額は収入に達するまで膨張する

 

というものです。

 

つまり、16万円で生活できていても、20万円の収入があれば20万円を日常生活で使ってしまう、ということです。

 

そして、たいていの場合、明確な使い道を考えることもなく、増えた毎月の4万円分は、何かに消費されて消えてしまいます。あなたも経験があるのではないでしょうか。

要するに「支出の額が収入に達してしまった」のです。

 

これでは、いくら一生懸命に働いて稼いでも、なかなかお金は貯まらないし、お金自体も増えていきません。

 

そこで、活用するのが「財形」の天引きシステムなのです。

 

16万円で生活していたのだから、本当は同じ額で生活ができるはずです。そうすると、理屈上は20万円の収入になったら、差額の4万円は貯蓄に回せるはず。

でも、なかなかそうはならないですよね。一生、入社した当時のまま、というのもストイックすぎるかもしれません。

 

しかし、収入の1割、20万円もらっているならば、1割の2万円は財形貯蓄に回すべきです。これだと、使えるお金は18万円になり、入社した時よりも少しは裕福な生活ができるでしょう。そして、自動的に貯蓄もできてしまうのです。

これはすごいシステムです。

 

お金を増やし方は太古の昔から変わっていない

 

バビロンの大富豪」という本をご存知でしょうか。

古代都市バビロンは今から5000年前にメソポタミア地方に誕生したと言われています。

そして、堅牢な城壁に囲まれた要塞都市で、裕福な民たちで繁栄したとされています。

 

ここでのお金儲けの方法が粘土板などで伝わっています。

 

その最初の極意は
稼いだものは、その一部を自分のものとして取っておく
というものです。

 

要するに、収入から一部の金額を天引きして貯蓄しておけ、と言っているのです。

「自分で稼いだ収入は全部自分のものではないか」と思うかもしれませんが、その収入の大半を他人の懐に入れるために使っていると言うのです。

 

洋服を買えば、服職人の財布に入るし、家を作るレンガを買えば、レンガ職人の懐に稼いだお金が入る、ということです。自分で稼いだお金のほとんどすべては他人の財布に入れてしまうわけなので、自分の財布にも一部を入れよ、と言っているのです。

そして、その額は収入の1割。10枚銀貨を得たならば1枚は真っ先に貯蓄せよ、とバビロンの大富豪も言います。

 

確かに、現代でも、稼いだお金のほとんどはお店でものを買ったり、何かしらのサービスを受けたりして、他人の財布に入れるような行動(消費)をしています。そして、それは無意識の領域でなんとなくやってしまっていることです。

 

ですから、いちばん最初にやることは、自分が稼いだ収入を他人の財布に入れることではなく、自分の財布に入れなさい、ということを言っているのです。そうすれば、残りの金額で生活するように工夫するだろうとしているのです。

これを自動的に会社が行なってくれるのが財形の天引きであり、自分の意思にかかわりなく、毎月、一定額を自分の財布に入れてくれます。

 

こうして、お金を増やす元となるお金(種)を作れ、とバビロンの大富豪も言っているのです。ある程度のお金がたまったら、それを種にして大きな樹を育てなさい、ということですね。

 

お金の種をどこに蒔く?

 

財形貯蓄で毎月コツコツためてきたお金も年月が経てば、自動的にそれなりの金額になっていると思います。収入が20万円の人で、その10%である2万円を毎月財形貯蓄したとすると、1年間で24万円になっています。
今までの1ヶ月分の給料分が積み立てられたわけですね。

 

ある程度の金額なったら、財形貯蓄の口座に置いておいても、それほどの金利はつきません。なので、もう少しお金を増やす方法を考えます。

 

バビロンの大富豪も「貯めた資金は寝かさずに増やすべし」と言っています。

 

財形貯蓄も、市中の普通預金よりも利率はいいとはいえ、微々たるものです。

よって、大きく増やすのであれば、他の有利な場所に移す必要があります。

 

ここに、一般財形貯蓄をお勧めする理由があるのです。年金財形や住宅財形では、自由に引き出せないため、こう言ったことができません。

 

私の場合は、まとまった24万円のうち、20万円を使って、自分の価値観に近い投資信託に預けることにしました。それが最初に行なった投資です。

 

財形貯蓄の口座には24万円から20万円を引き出すので4万円しか残額がありませんが、財形の天引き自体は続けていくので、また1年経過したら、20数万円が増えていることでしょう。

 

投資信託に預けた20万円はどうなったかと言うと、最初、少し値上がりして見た目上、10%くらい儲かりました。でも、まもなく株価が下落し、20%以上損をするような状態が続きます。

 

「これは、間違えたかな・・・」と不安になったのも事実です。

でも、預けた20万円がゼロになる、ということはないだろうし、すぐに引き出す予定はないので、そのまま放っておくというスタンスで預けておきました。

 

そして、投資信託も価格変動があるリスク商品であることから、毎月一定額を積み立てる方式にして、投資信託にもコツコツと1万円から3万円まで預け入れるようになりました。

 

結果としては、今現在、2倍とまではいきませんが、それに近いくらいのリターンを得られています。これが多いか少ないかは、それぞれの価値観によると思いますが、何もしなければ、2倍近い利益は得られなかったわけです。

 

そして、財形の天引きや投資信託の積み立ては、勝手に引き落とされて蓄積されていくので、ほとんど苦労がありません。

 

バビロンの大富豪の「貯めた資金は寝かさずに増やすべし」というのをささやかに実行できたかなと思います。

私は、勝負師の体質ではないので、あまり大きなリスクをとることはできませんでしたが、人によっては、もっと大きなリターンを得るような預け先を考えたかもしれません。

 

ただ、少なくとも「何もしない」ということは、お金に働いてもらう機会を奪っているので、得策ではありません。ある程度のまとまったお金ができたら、なるべく自分にフィットした預け先に移すべきです。

 

そうすることで、リターンの機会も増えますし、お金に関する情報に敏感になって、いろいろと勉強するようにもなります。

こうしてみてみると、お金を増やすのは太古の昔から同じで、今でも変わっていないことがわかります。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

・財形貯蓄の天引きシステムを使って収入の1割を最初に自分の財布に入れてしまおう

・財形貯蓄は一般財形貯蓄を選ぼう

・ある程度のまとまったお金ができたらさらに有利なところに移転させる

・お金の増やし方は古代都市バビロンの時代から変わらない

 

・・・ということを書いてきました。

 

バビロンの大富豪」には、さらにお金を増やすにはどうすべきか、ということが書かれているのですが、ここから先は興味を持った方が、本を読んでいただければと思います。

 

少なくとも、会社員の特権である財形貯蓄を使って種銭を作って有利な金融商品を買う(本では他人に貸し付けて利息を取る、となっていますが)ことまでは、簡単にできることだと思っています。

 

一番大切なのは、今の収入の流れ(富の源と言っています)から1割を真っ先に貯蓄に回すこと。

ここから大富豪の一歩が始まると言っています。

 

 

参考:
バビロンの大富豪 ― 繁栄と富と幸福はいかにして築かれるのか』ジョージ・S・クレイソン

 

 

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